女性の仕事に対する7つの不満
おはようございます。
もう少し書きたい内容があったので、前回に引き続き
運命の仕事に出会うための本について書きたいと思います。
女性の仕事に対する7つの不満というのが書かれていて、
ざっくり言うと
- 給与などの待遇面
- 残業が多い、逆に暇すぎるなどの仕事量
- 仕事の内容が難しすぎる、逆に単調すぎるなどの仕事内容
- 人間関係や雰囲気
- 仮定や子育てなどに対する漠然とした不安
- 自分の本当にやりたいことがやれているのかという不安
- 通勤時間などその他の不満
という7つの不満です。
あなたは今の仕事に対し、いくつの不満が当てはまったでしょうか?
この中でいくつかピックアップして考察してみます。
1の給与に関しての不満の原因は大体2種類考えられます。
- 自分の給与が同じ職場の他の人に比べて不満
- 他人と比べずとも不満
後者は賃金のベースアップが必要かもしれませんが、前者の改善すべきは給与体制ではなく評価体制ではないでしょうか?
自分の会社への貢献度と給与との比率を、他人のそれと比較し、比率が等しいかどうかでモチベーションは変わってきます。自分の貢献度が正しく給与に反映されてないと感じると、その人は自分が思う給与分の働きだけをすれば良いとし、仕事の量や質を低下させ差を埋めようとします。この考え方を公平理論と言いますが、
この前者と後者の差に気づかず給料を一律に上げてしまっても不満は解消されません。
不満の原因をしっかり把握すること、社員が納得できるような明確な評価体制がきちんと整っていることはとても重要ですね。
評価方法や基準が明確であっても、その内容がイマイチじゃあ、やっぱりなかなか浸透しにくいし、やってやろうって気にもならないですからね(体験談)。
3の仕事内容の難易度については、
脳科学者の茂木さんいわく、取り組む作業は難しすぎても簡単すぎても脳は喜ばないそうです。できるかどうか分からない、少し難しいくらいの課題を達成することによってドーパミンが出て、脳が喜び、それを繰り返し行うと回路が出来上がり、やみつきになるんだそうです。私も現在資格取得に向けて勉強中なのですが、単元が苦手分野に変わったとたん、勉強に対するモチベーションも下がってしまいました…。集中力も続かず、苦になってきたんです。なので、その単元は少し難易度を下げ、基礎的なテキストに切り替えました。
このように今の仕事が難しすぎるという人は仕事をもっと細分化していき、小さく単純化された単位でこなしていったり、逆に仕事が単調すぎるという人は時間制限を設け負荷をかけたり、求められている期待以上の成果を上げるなど、適切な難易度になるような工夫をしてみてはいかがでしょうか。
以前の記事でも書きましたが、
仕事を辞めたい、変えたいの前に、今の仕事の不満を改善するところから始めてみて欲しいです。
不満ときちんと向き合わずに投げ出してしまったものは、仕事を変えてもまた同じような不満にぶち当たるものです。
やりたい仕事を見つけることと同じくらい、今の仕事でやりがいを持つということも大切です!